Keepaの使い方(応用編1)
赤字商品でも利益を出す方法
アナタは利益にならない赤字商品を見つけたらどうしていますか?
その商品は諦めて次の商品をリサーチという人は多いと思いますが、
実はその商品を元に利益を出すことができる場合もあります。
その方法の1つがセット販売をすることです。
商品1個だと安すぎて手数料負けしたり、
送料負けしたりしてしまいます。
しかし、セットで販売すればその分販売価格は高くなり
手数料や送料負けしたりすることもなくなります。
また、セット数や価格によってはプライム会員ではない人も
購入者が2000円以上で送料無料で購入できるメリットも生まれます。
しかも、単品だとAmazon本体が販売していても
セット品では販売していない場合もあります。
そのため、単品では赤字商品でも
セット販売なら利益商品になる場合があるわけです。
実際、1個では425円でアマゾンがいる商品でも
3個セットならAmazon本体が出品しておらず
カートをとって2431円で販売している
このような商品もあります。
keepaを使った仕入れ判断方法
カタログ内に1つの商品しかなければ
keepaグラフのギザギザを見て
判断するだけで大丈夫です。
ただ、これが複合カタログだと
話は変わってきます。
複合カタログでも
keepaグラフを見ることができますが
複合カタログの多くは
カタログに登録している
すべての商品の売れ行きが1つになり
グラフのデータもすべてまとまり
どれだけ売れているのか
正確な判断ができないわけです。
そこで、仕入れ判断をするために必須になってくるのが
keepaのデータを細かく見ることです。
keepaはかなり優秀なツールで
売れ行きのギザギザを見られるのはその中の1つの機能にすぎません。
そして、今回のような複合カタログの商品を仕入れ判断するには
keepaのバリエーションデータを活用する必要があります。
バリエーション機能を使うには
拡張機能のkeepaを入れて
カタログの下の方に現れる
keepaグラフが表示されている所より
Variationsで見ることができます。
そして、Variationsをクリックすれば
登録されている商品の
価格やASIN、JAN、出品者数など
それぞれの状況を横断的に見ることができます。
ここで重要なのが、今回複合カタログの中で
何が売れているを判断する情報も
含まれていることです。
画像のように、Reviewsを見ることで、
複合カタログ内の商品のうち
1つ1つがどれくらいの割合で売れているかを
調べることができます。
つまり、画像の商品でいえば
1個セットが全体の70%の割合で売れて
3個セットが28%の割合で売れている
ということになるわけです。
つまり、売れ行きでは単品より落ちるものの
単品435円で販売していたとしても
3個セットで2431円で売れるということが分かります。
ただし、価格の変動や出品者数の変動をグラフで見て
利益の出る価格、もしくは現在の価格で売れているか
分析が必須です。
ちなみに、レビューの個数が分かり
どのカタログのレビューがつけられたかも
知ることができるため仕入れ判断の材料になります。
少し手間はありますが、
手間がある分ライバルも避けて少なくなります。
良いものが見つかると長くリピートできるので
ぜひ探してみてください。
おわりに
今回の記事から
セット品を視野に入れる重要性、
複合カタログの仕入れ判断の仕方が
伝わったかと思います。
在庫なしを含むにチェックを入れて調べてみると
出品者なしの独占販売可能な商品も見つかることもあることや
セット品にできるものはリピートしやすいものが多いため
アナタの主力商品を見つけることにもつながります。
単品で利益が出ないからと
その商品をスルーしてしまうのではなく
セット品の販売もないか調べて
リサーチの幅を広げていってください。
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