せどりで稼ぐ!年末商戦の戦い方を徹底解説します
年末商戦では
普段以上に仕入れやすい商品が出てくるため
大きく稼ぎやすいメリットがある反面
大きなデメリットもあります。
そのため、年末商戦を攻略するために
戦略と注意点をおさえておく必要があります。
年末商戦攻略法について
年末商戦の攻略ポイントは
- 仕入れを早めに行う
- セールで安く仕入れる
- 値上がり商品を狙う
- 出品者のいなくなった商品を狙う
といったところになります。
仕入れ対象の商品は
これまでの比ではないほど多くなり、
稼ぎやすくなりますが、
利益が出るからと闇雲に仕入れても
稼げるほど甘くはありません。
これまで以上にせどりに力を入れる人が増え、
出品者が激増したり、価格競争になる商品が
非常に多くなるためです。
しっかりと仕入れる商品を見定めて、
ライバルの動向を観察することではじめて、
莫大な稼ぎを得ることができるのです。
そのためのポイントは
大きくわけると以下の3点です。
1.ライバルの動向をチェックする
2.トレンドや傾向をおさえる
3.仕入れは早めに行う
ここから、これらのポイントについて
詳しく解説していきます。
1.ライバルの動向をチェックする
普段からやっていることですが、
年末商戦の間はこれまで以上に
ライバルの動向に注目しましょう。
前述したように、
クリスマス商戦で売れる商品の多くは、
たくさんの人が仕入れます。
現在のライバル出品者数と在庫の数
これから増える可能性を考え、
仕入れ対象となりえるネットショップの
出品者数と在庫数、
店舗での取扱店や在庫数
こういった情報と
現状の売れ行き、
この先の売れ行き予測から
総合的に考えて仕入れ判断を行います。
年末で需要が拡大するとはいえ、
供給が需要を上回ってしまうと、
その分は在庫になってしまうからです。
現在、どれくらいの人数が
商品をチェックしているのか
正確に調べる術がないため、
仕入れの前からどの程度のライバルたちが
仕入れをするのか予想し、
ライバルたちの動向を確認しながら
販売する必要があります。
2.トレンドや傾向をおさえる
年末商戦において、
商品の狙いを絞ることは重要です。
そこで絞りこむのに必要なことが
トレンドや今年の傾向をおさえる
ことができると強みになります。
いくら需要が拡大するからといって、
考えなしにあれもこれもと仕入れていると、
在庫になってしまう危険性があります。
在庫を抱えたまま年を越すと、
在庫は資産となって税金を上げる結果になるため、
今年中にできる限り
在庫を売り切ることが重要です。
そのため、商品を仕入れるときは
・年末に需要が拡大するもの、
・それ以降も売り上げが見込めるもの
を仕入れるようにしましょう。
3.仕入れは早めに行う
年末商戦においては、
1時間もすれば価格が100円も200円も
変わっていることは珍しくありません。
そのため、高く売れるとタイミングを逃さないよう
可能な限り早く出品、納品を行うことが望ましいです。
また、販売時期を逃すと
需要がなくなり一気に売れなくなる
といった商品も多くなります。
クリスマスグッズや贈り物が、
12月25日を過ぎると需要がなくなることは
容易に想像がつくと思います。
そのため、
売る時期を逃すと売れなくなる商品は
特に早めに仕入れて、
早めに売り切る必要があります。
年末商戦の戦略
仕入れ
仕入れは、可能な限り
早く行うことが望ましいです。
仕入れが遅くなればなるほど
ライバルの増加や需要が変化して売れにくくなったり、
仕入れショップの方も安い店から在庫がなくなり
仕入れ自体が高くなって利益が出にくくなったり
仕入れ先がなくなってしまうことも出てきます。
セール品を狙うなら、
11月中に行われる在庫一掃セールや
ブラックフライデーなどを狙うといいです。
長期的に需要が見込める商品や
これから値上がりしていく商品は
遅いタイミングで仕入れても問題ありません。
在庫管理
商品を仕入れて販売したら
あとはそのままで売れる
なんて甘い話はありません。
年末商戦では普段以上に多くのライバルがおり、
高ランキングの商品でも予想しないような値下げ合戦が起き、
場合によっては損切を考える必要も出てきます。
特に高価格の商品で
出品者が急に増えてきたものは要注意です。
値下げ合戦が止まらず、
もし大量に仕入れていたならば
大やけどを負うことになります。
そのため、たとえ年末商戦狙いで
仕入れた商品であったとしても、
売れなかったときを想定して販売しましょう。
年末商戦で気をつけるべき5つの注意点
1.出品規制の事前確認
年末商戦で売れる商品は非常に多く、
これまでに手を出したことがない商品に
手を出す人も少なくないでしょう。
そのため、
普段以上に意識しなければならないのが
出品規制があるかどうかです。
Amazon販売を行う場合、
さまざまな商品にAmazonから
出品規制がかけられています。
出品規制がかかっていると、
Amazonから事前に許可をもらっていないと
Amazonでは販売できないということになります。
出品規制には
「食品」やビューティーカテゴリーの
「クリスマスコフレ」といった
カテゴリー全体にかかっているものから、
「タカラトミー」「バンダイ」「レゴ」など
ブランドにかかっているものもあります。
さらに、この出品規制は
人によって違います。
規制を解除する方法がありますが、
簡単に出品規制を解除できない場合があります。
そのため、この年末商戦時に
出品規制があるものを仕入れてしまうと
不良在庫を抱えるのと同じことになります。
Amazon以外に販路があれば問題ないでしょうが、
アマゾンで販売を考えるなら
仕入れる前に必ず
その商品に出品規制がかかっていないかどうか
確認してから仕入れを行ってください。
2.生産数、在庫数のチェック
どんな人気商品であっても
すべてが高騰するという訳ではありません。
需要と供給のバランスが崩れて
商品が手に入りにくくなることで
ほとんどの場合高騰することになります。
たとえば、レゴブロックは人気で
廃盤となるとさまざまな商品が高騰していますが、
すべて高騰するわけではありません。
その理由は、その商品の
人気度の違いや生産数、在庫数にあります。
基本、人気商品は限定品でない限り
大量に生産されて市場にでてきます。
そして、販売数に応じて再生産されます。
そのため、どこにでも売っていて
問題なく買えるなら高騰することはありません。
需要が供給を大幅に上回ったときに
高騰していくことになります。
そのため、在庫数や生産数を考えつつ、
「メーカーの生産が追いつかないほど人気な商品」や
「期間限定」「地域限定」「数量限定」「特典つき」など
を狙っていくといいです。
特に仕入れで気をつけるべきは全国セール品です。
これを大量に仕入れてしまうと、
ほぼ確実に値下げ合戦になってしまいます。
年内に相場が戻るようなものは少なく
・大量在庫を抱える
・棚卸しで資産計上されてしまう
・確定申告で支払う税金が増えてしまう
・モノによっては価格が1年経っても戻らない
このような結果になるので、
高単価・低回転の商品は特に注意してください。
3.ムリのある在庫の縦積み
よく売れる商品を縦積みすれば稼げる
という話をする人がいますが、
売れ残ってしまえば
稼げるどころか大赤字です。
アマゾンで販売していると
いくら高騰していてその時稼げる商品でも
メーカーが大量に再販したり、
アマゾンが大量に在庫を持って復活したり
とんでもない勢いで値下げ合戦が行われたりして
予想もしない大赤字商品に早変わりする
といった商品も出てきます。
1つのものを大量に縦積みし、
もし資金が少ない状態で行えば
稼ぐどころか借金を背負うことになりかねません。
そのため、1点集中ではなく
まんべんなく仕入れをする方が
リスクなく行うことがおすすめです。
数を仕入れる場合は
仕入れ個数に十分注意して行いましょう。
4.納品日
年末商戦で一番物が売れるのが
クリスマスイブ前の21日〜23日が注文のピークです。
そのため、21日には
納品した商品が受領されて
販売可能な状態になっている必要があります。
ただ、クリスマス前はFBA納品する人が非常に多く
アマゾン倉庫はパンク状態になります。
そのため、商品が受領されるまで非常に時間がかかります。
下手をすると1週間も受領が開始されない
なんてこともありえます。
そのため、クリスマスまでに
販売しなければならない商品の場合
FBAに送る最終は15日を目安にする必要があります。
5.値下げ合戦
クリスマスイブ前の21日〜23日の注文のピークと
同じタイミングで値下げ合戦も激化します。
・ライバルが多すぎる
・売れてくれない
・在庫の抱えすぎ
・仕入れしすぎて支払いがきつくなる
・年末前に在庫処分
理由はさまざまですが
年末が近くて売り切ろうと考える人が多くなり、
我先にと値下げ出品をすることで
値下げ合戦が激化します。
自分から値下げをして売るのはお勧めしませんが
売るためには値下げ合戦についていくことも必要です。
ただし、値下げ合戦がある商品には
相場が戻る可能性が高い商品もあります。
自身の資金に余裕があれば、
廃盤品やランキングの高い商品は
出品者数や在庫数をチェックして
価格が戻ってくるかを見極め
値下げ合戦に参戦しないように
価格復活を待つほうが良いです。
さいごに
年末商戦は本当に稼ぎやすい時期です。
しかし、やり方を間違えると
大赤字になる危険性も秘めています。
特に年末商戦が初めてという方は注意してください。
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